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日本には26万人(2022年6月現在 政府統計ポータルサイトより)もの韓国籍の特別永住者が暮らしていますが、そのほとんどが日本で生まれて、日本の学校に通い、日本の会社に就職しています。普段は自身の国籍を意識せずに。

ところが、親御さんが亡くなったり、結婚しようとした時には、急に不便を感じることになります。

例えば「相続」
相続した預貯金を引き出そうと銀行に行くと、「故人の生まれてから死ぬまでの戸籍」が必要と言われます。韓国の戸籍はどこで取得できるかご存知でしょうか。韓国の戸籍(家族関係証明書)を取得して、しかも日本語への翻訳となると戸惑う方が多いと思います。
そしてこれは、帰化して日本国籍を取得している方であっても同じなのです。現在の戸籍は日本にあっても、生まれた時の戸籍は韓国にあるので仕方ありません。
また、韓国と日本の法律では、法定相続人や法定相続分が異なったりしますので、大まかなことを知っておく必要があります。

あるいは「結婚」
日本人の方を結婚相手として考えると「国際結婚」に該当しますので、どのような手続きが必要なのか調べることになります。

このサイトでは、在日コリアンの方、帰化した方、またその子供世代にお役立ていただけるよう、相続に関する情報を中心に提供いたします。
自身の相続が心配な方には、できたら早めに戸籍を確認したり、日本で通用する遺言書を書いたりすることをお勧めします!

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